ゼスティーシステムズはiOSに対応したBluetoothリモコン「ビビーコン」を5月1日以降に全国量販店やキャリア店舗、AppleStoreなどで順次販売を開始する。先行予約として24日よりAmazon内の自社ページとAppBankで受付を開始した。
    「ビビーコン」本体のボタンを押すと、iPhoneなどのiOSデバイスに触れずにSOS情報などを送信することができるサービスで、専用アプリ「ビビーコール」をあらかじめ設定しておけば、メッセージやGPS位置情報と録音された環境音を、アプリやメールを使って指定登録先へと送信することができる。
    仕組みとしては、「ビビーコン」のボタンを押すとBluetoothで自分のiPhoneなどと通信し、そこからiPhoneがモバイル回線を使って指定した連絡先へSOS情報などを届けるというもの。
    また、半径20m以内(Bluetoothの通信距離)のiPhoneが、「ビビーコール」アプリをインストールしていれば、発信者の指定登録先でなくてもSOS情報を受信できる。SOS情報を受け取った人間は、しかるべき場所に連絡したり、通報するなど発信者のアシストを行うことが可能だ。
    他にも「ビビーコン」に対応したアプリ「ビビーカメラ」を使えば、iPhoneのカメラ機能の遠隔シャッターとして使用できたり、遠隔地からスマホ本体を鳴らすこともできるため、置き忘れ防止や電話の着信を装うなど、様々な使い方が可能になる。
    対応OSはiOS8.0以降、「ビビーコン」本体の価格は税込2,980円となっている(アプリ及び利用登録は無料)。
    なお、9月まではトライアル期間のため、SOS情報の発信が無料。10月1日から正式にサービスインとなり、SOS情報の発信は有料となる(受信は無料)。

資料出所:Yahoo!Japan